大人の美しい浴衣姿とは?浴衣姿の立ち居振る舞いの注意点は?

夏には、「浴衣」ですよね。

日常の慌ただしさを忘れ、

浴衣で過ごす1日はとてもいいものです。

浴衣姿は、とても美しいものですが、

洋服とは違った、立ち居振る舞いを意識すると、

一層美しくなります。

浴衣姿の、立ち居振る舞いをご紹介します。

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着物に慣れていないと、立ったり、歩いたり等の

普段何気ない動作もぎこちなくなってしまいます。

和装の立ち居振る舞いのコツを知っていると、

自分自身の動きも楽になり、

浴衣姿全体の印象がとてもよくなります。

浴衣姿を一層引き立てる立ち居振る舞いとは

1.立ち方

頭の先から糸で吊られているように、背筋をピンと伸ばします。

つま先が開かないように、内股気味を意識します。

前をまっすぐ見てややあごを引くと綺麗です。

2.歩き方

背筋を伸ばし、洋服の時より少し小さめの歩幅がいいです。

(浴衣は裾幅が決まっているため、自然に歩幅も狭まります。)

やや内股気味にし、履物を引きずらないよう心がけて下さい。


3.荷物

荷物は左手で持ち、右手は軽く肘を曲げて手前に置いて歩きましょう。

裾の乱れも防げ、美しい歩き方になります。

4.階段の上り

右手で浴衣の上前(うわまえ)を手で持ち上げながら、裾を短くして上ります。

浴衣の裾が階段に触れなくなります。

(上前とは、前身頃を重ね上側にくる身頃のこと)

5.電車の中

和服では、出来るだけ肌を見せないのが美しいとされています。

鞄を腕にかけたり、吊革につかまって

腕が出てしまうのも好ましくありません。

花火大会等の電車の中は、混雑しますので仕方ありませんが、

少し意識してみてはいかがでしょう。

6.車の乗り降り

横向きに浅く腰掛け、両足を揃え体を回して正面を向きます。

帯が崩れないように軽く座ります。

袖は膝の上に置いておきます。

降りる時は、両足を揃え外に出し地面につけ、

それからお尻を上げ外に出ます。

7.物を取る時
物を取る時は、片手で袂(たもと)を抑えます。

物に手を添える時や、

物を取る時には指を伸ばし綺麗に揃えるよう意識するといいです。

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8.浴衣は、後ろ姿も魅力のひとつです。

和装では、美しさの個性を決める要素に襟まわりがあります。

襟の後ろを下げて、うなじや襟足を見せる。

和装では、「衣紋を抜く」と言います。

髪型によっても衣紋の抜き加減は変わってきますが、

キレイな首筋、うなじでいたいものですね。

●髪の長い方は、アップにしましょう。

●首筋、うなじのケアをしていきましょう。

首の皮膚は顔の2/3の薄さであり首は重い頭を支えています。

また、長時間のパソコンやスマートフォンなどで猫背になりがちで、

むくみや、老廃物が溜まりやすく、深い横ジワが出来やすい為、

日頃のスキンケアはしっかりと行っていきましょう。

シャンプーやボディーソープのすすぎ残しや、ホルモンバランスの乱れ、

睡眠不足、ストレス等でニキビが出来やすくなる事もあります。

食事、睡眠をしっかり取り、キレイな首筋、うなじで浴衣美人を目指しましょう。

<まとめ>

洋装と和装では立ち振る舞いは違ってきます。

和装の時の立ち居振る舞いは、

浴衣や髪型をこだわるのと同じくらい大切な事です。

和装の上品なしぐさや、気品ある歩き方を意識し、

大人の浴衣姿を楽しんでみてはいかがでしょう。

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