今や紫外線対策は、一年中を通して行う事が必要です。
特に夏は、紫外線が最も強くなります。
紫外線の影響は、日焼けだけではありません…
シワ、たるみなどにも大きく影響されます。
紫外線対策は、「美肌」「美髪」を保つためにとても大切な事です!
目次
【紫外線とは】
太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。
可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。
波長の長さによって、UV-A(A紫外線)、UV-B(B紫外線)、UV-C(C紫外線)に分かれています。
紫外線は日やけやシミの原因となるだけでなく、
肌の老化を加速させる事があります!
<UV-A>➡シワ・たるみの原因
長波長紫外線と呼ばれる波長の長い紫外線です。
波長が長いため肌の内部まで到達し、
日常生活の中で長く浴び続けることで肌を黒くし、
シワ・たるみなどの肌老化を招きます。
<UV-B>➡シミやそばかす、乾燥の原因
中波長紫外線と呼ばれる波長がやや長めの紫外線です。
波長がUV-Aほど長くないため、屋外での日焼けの主の原因です。
多く浴びると、赤く炎症が起きたり、
シミやそばかす、乾燥の原因になります。
日焼け止めに見かける「SPF」と「PA」の数値について
●「SPF」は、UV-Bを防ぐ効果を表す数値です。
シミやソバカス・皮膚ガンなどの原因となる紫外線 B 波( UVB )の
防止効果を表す目安の数値です。
数字が大きいほど効果が高くなります。
SPFは、時間で20~25分を1単位としています。
SPF1は、日焼け対策をしていない状態より
20~25分日焼けを遅らせるという意味になります。
外出時間や場所、用途によってSPFを使い分けます。
●「PA」は、UV-Aを防ぐ効果を表すもの。
皮膚が黒くなる事を防ぐ強さと、
シワやたるみの原因となる紫外線 A 波( UVA )の防止効果などを表すものです。
効果の強い方から「++++」「+++」「++」「+」と、
4段階に分かれています。用途に合わせて選びます。
紫外線を浴び始めて日焼けする時間には個人差があります。
ご自分に合ったものを、是非見つけて下さい。
曇りの日でも紫外線は忘れずに!
紫外線はUV-A、UV-Bに関わらず年中降り注いでいます。
・日傘や帽子も有効的ですが、
それだけでは紫外線対策にはなりません!
紫外線も光のように反射し、
私たちは地面や横から紫外線を浴びています。
毎日のスキンケアに、紫外線対策を取り入れる事が大切です!
《まとめ》
SPFの数値だけでなく、PAの「+」もチェックして、
シワやたるみの原因となるUV-Aを防止する事も大切です。
日焼け止めには、色々なタイプが出回っています。
日常向けや、レジャー向け等。
また、保湿成分などの美容成分が入ったクリームタイプや、
メイクの上からも付けやすいパウダータイプ等、
用途に合わせて、使い分けるといいかもしれませんね。
自分に合ったものを是非見つけ、美肌を守っていきましょう!