離乳食がいよいよスタートすると
赤ちゃんのうんちにも変化が見られてきますよね。
食べたものがうんちになったり
徐々に固形になっていったり
うんちは赤ちゃんの健康をチェックするモノの一つなので
いつもと様子が違うと心配になります。
うんちの変化も心配ですが、
便秘になると、
果たしてどのくらい出ないと異常なのか
排便するためにはどうしたらいいのか
悩むところですよね。
私の息子も5ヶ月で離乳食を与え始めて
1ヶ月半したところで便秘になりました。
今でも、ちょくちょく出ない日もあります。
色々な便秘解消方法をご紹介いたします。
《お腹のマッサージ》
・まず、赤ちゃんを仰向けで寝させます。
・出来れば服をぬがせてお腹をだします。
・お腹に手を当てて、おへその少し上から脇腹、
脇腹からおへその下まで「のの字」を描くように優しくマッサージをします。
※この時怖がらずに、しっかり腸をマッサージするように押すのがポイントです。
※おへその上すぎると、胃などを圧迫してしまうので気をつけましょう。
これをゆっくり5回ほどやり
様子を見ていきます。
即効性はないですが、腸の働きの手助けになります。
《綿棒で肛門マッサージ》
始める前に、この方法はかなり即効性があるので、
特に月齢が低く、ウンチが緩い赤ちゃんは
下に新聞紙やシートを敷いたり、着替えを用意したりしましょう。
・綿棒にローションまたは母乳などを染み込ませ、
赤ちゃんの肛門に触れても痛くならないように対策します。
・綿棒の先を肛門に入れ、穴を少し広げるような感覚で
ゆっくり「のの字」を描きます。
・30秒から1分程度やっていきます。
マッサージをしているうちにウンチが出てくるので、慌てず対処しましょう。
《水分を多めにとらせる》
段々おっぱいを飲まなくなってきているので
もしかしたら、水分が足りず、
うんちが硬いのかもしれません。
こまめにおっぱいを飲ませるようにしたり
麦茶や白湯を少し多めに取らせてみて様子をみてみましょう。
逆にあげすぎたり、冷たい麦茶を与えすぎてしまうと
下痢になってしまう可能性もあるので
様子を見ながら与えていきましょう。
飲むものの温度は常温程度で十分です。
《ヨーグルトを食べさせる》
離乳食中期以降で
乳製品にアレルギーがない場合は
ヨーグルトを与えてみましょう。
無添加、無糖でプレーンのものか
市販で売っている
ベビー用のベビーダノンなどは
与えることができます。
ヨーグルトはカルシウムや鉄分などの栄養が豊富のほか
乳酸菌が腸の働きを助けてくれます。
《離乳食の量や回数を増やしてみる》
大人もそうですが、排出する量が少ないと
頻繁に排便されません。
もしも成長に心配がなく、
離乳食も月齢にあった量をしっかり食べ、
2～3日に1回は排便がきちんとあるのであれば問題はないと思いますが、
毎日排便がないと心配で太り過ぎではなく、
赤ちゃんがもっとご飯を欲しがっている場合は
量や回数を増やしてしまっても大丈夫です。
私の息子も離乳食を始めた1ヶ月半ごろに便秘になり
3～4日出ない日が続きました。
体が大きめだったので、
きっと量が足りていなかったのだと思います。
産院の離乳食教室で相談をしたところ
2回食にしてみてもよいとアドバイスされました。
２回食になると便秘は改善されました。
そして、8ヶ月を迎えてまもなく
再び便秘になりました。
食への興味が強く、
食べても食べても欲しがったので
少し早めに3回食に切り替えました。
すると、便秘が再び改善されました。
ひょっとすると
もっと食べても大丈夫なサインかもしれません。
たんぱく質の量には気をつけながら
特に問題がなければ
離乳食を見直してみてください。
《病院へいく》
ママ友の赤ちゃんは
生まれつき便秘を繰り返し
心配で病院に行ったところ肛門が小さく、
もしかしたら自然排便が難しいのでは
という診断をされたそうです。
その場合は様子を見るか
人工肛門といって、肛門を広げる手術を受けるそうです。
もし、便秘が続き、赤ちゃんの機嫌が悪く心配な場合は1度病院に行き、
見てもらえば適切なアドバイスが頂けます。
離乳食をどの程度与えているのか
便秘になってどのくらいなのか
赤ちゃんの様子はどうなのか等
しっかり把握した上で病院に行ってみましょう。
肛門科や内科がありますが
まずは小児科が良いかと思います。
《まとめ》
大抵の場合はそのうち自然に排便されますので、
数日であれば心配はありません。
赤ちゃんの様子を見つつ
あまり敏感になってやりすぎない程度に
便秘の改善法を試してみてください。
