愛知県ど真ん中祭りの楽しみ方は?衣装有松鳴海絞りの魅力とは?

日本のど真ん中、

愛知県名古屋市では

毎年8月に日本最大級の踊りの祭典、
『にっぽんど真ん中祭り』が開催されます。

チームは約200チームが参加し、

23,000人もの人が踊りを披露します。

誰でも参加できる市民参加型のお祭りです。

祭り名物「総踊り」では、

2010年にギネス世界記録TM

「世界一の総踊り」として認定されました。

踊りも大変素晴らしいのですが、

どのチームの衣装も見応えがあり必見です!!

楽しみのひとつ衣装についてご紹介します。


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愛知県ど真ん中祭りの衣装

ど真ん中祭りの独特な衣装は、

チームそれぞれが考えます。

参加チームには、

鳴海チームも多く参加しており、
なんといっても、

伝統工芸の有松鳴海絞りの

衣装は大変素晴らしいものです。

〈衣装作成のスケジュール〉

◆それぞれのチームがデザインを考え、

3月初旬に衣装のサンプル作りが始まります。

◆3月中旬には、白い生地で

衣装のサンプルが仕上がります。

そして、染めの作業が始まります。

◆4月中旬ごろ

染めも完成した衣装が出来上がります。

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愛知県ど真ん中祭りの衣装!有松鳴海絞りとは

デザインに合わせ、布を糸で括ったり、

縫ったり、板で締めつけたりなどをして染め、

糸を抜いたときに染まらない部分が白く残って、

様々な模様を作り出す染色の技法のこと。

糸の括り方で、

何種類もの模様を作ることが出来ます。

有松鳴海絞りの手順

チームごとに、

デザインが異なる為、

染め作業もそれぞれ行います。

1.【図案】図案の決定

2.【型彫り】ビニール板に穴をあけます。

3.【絵刷り】出来上がった型紙を

布の上に置き、刷毛で模様を刷り込んで写します。

4.【くくり】絞りの作業です。

5.【染色】絞り布を染めます。
絞り染めの染色は、

一般に浸染めで行われますが、

特殊な染め方をする場合もあります。

染液は、用布に適した染料、

助剤などを使用して作ります。

また用途や量によっても

染料が違ったり、

色によっても染め時間を変えます。

多色染は染料桶を沢山用意します。

(基本は三原色、赤、青、黃色で、

その他は混ぜ合わせます。)

6.【糸抜き】
絞り染めは糸を締めることによって

防染をするので、

とくに堅く糸留めをしています。

糸抜きの際は、布の破損に

注意し手早く行います。

7.【仕上げ】

絞り技法の種類

1.【雪花絞り】雪の結晶のような模様

2.【手蜘蛛絞り】

蜘蛛の巣のように放射状に

浮かびあがる模様

3.【杢目縫い絞り】

木の断面の木目のような筋模様

他にも【唐松縫い絞り】【竜巻絞り】

【板締め絞り】【突出鹿の子絞り】

【日の出絞り】など、
糸の括り方で、

何種類もの模様を作ることが出来ます。

有松・鳴海絞り

愛知県名古屋市緑区の

有松・鳴海地域を中心に

生産される絞り染めの名称。

江戸時代以降日本国内における

絞り製品の大半を生産しており、

国の伝統工芸品にも指定されています。

「有松絞り」「鳴海絞り」と

個別に呼ばれる場合もあります。

糸を括る技法が100種類にも及び、

その数は世界一と言われています。

まとめ

〈開催日程〉
2017年8月25日(金)前夜祭

2017年8月26日(土)本祭1日目

ファイナルシード決定戦・U-40大会

2017年8月27日(日)本祭2日目

第10回どまつりジュニア大会

ファイナルステージ

〈参加人数〉 207チーム

〈会場〉

名古屋市中区栄

久屋大通公園会場他

愛知県内計19会場

華やかな衣装や目を

見張るほどの演出が繰り広げられます。

素晴らしい感動に出会えます!!

足を運んでみてはいかがでしょう。

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