寒い時期になると、手足が冷えて辛いという経験はありませんか?
今は、夏場でも外の暑い外気と室内の冷房による温度変化で
体の調整機能がうまく働かなくなることで、
自律神経が乱れて、冷房の効いた部屋では
手足が冷えるということも増えてきています。
私のOL生活時代は、仕事がほぼデスクワークでしたので、
夏場でも冷房が効いた社内におりました。
冷えを感じ、ブランケットを使うようにしていました。
冷えることによって、下記のことが体に起こりやすくなります。
・血行不良
・免疫力の低下
・代謝の低下
・肩や首こり
特に女性は冷えによって、
子宮や卵巣といった女性にとって大事な部分にも
影響が出やすくなります。
大きな病気の原因にもなりかねませんので、
早いうちに冷えを改善することで病気を防ぐ事にもつながります。
冷えの解消方法はいろいろありますが、
今回は食事から冷えを改善する方法をお伝えします。
目次
<血行不良を改善して冷えを解消する方法とは?>
私自身、とても冷え性で冷えを感じると、
体調を崩すことも多かったです。
冬は特に末端が冷え、手袋やくつ下を履いたり、
湯たんぽに頼ったりもしていましたが、
それでも冷えがひどい時は、寝付けない日もありました。
ですが、食事で冷えを改善するものを取り入れるようにしたことで、
今では昔ほど冷えに悩まされることが少なくなりました。
冷えを改善出来る食べ物は?
特におすすめの血行促進効果が高い栄養素は、
ビタミンEです。
ビタミンEには、血管を広げ、
血液を流れやすくする効果があります。
ビタミンEが豊富な食材の代表は、
・アーモンド
・かぼちゃ
・ごま類
・油
・玄米
・アボカド など
ビタミンEは油と一緒に摂ることで
体内での吸収率がよくなりますので、
油で炒めたりして食べるとより効果的です。
手軽に作れる料理で、
カボチャサラダにアーモンドやごまを入れると、
冷え性改善レシピにもなります。
<よく噛む事で体が温まる?>
食事をし終わった後に、体がポカポカした経験はありますでしょうか?
それは、よく噛むことにより起こる食事誘導性熱産生によるもので、
食べ物を消化しようと内臓が活発に働くので、
エネルギーを消費します。
エネルギーが消費されることで、体が温まりますので、
冷え性の方は、食事の際に特によく噛むことによっても
体を温めることができます。
噛む事のその他のメリットは?
また、よく噛む事はストレス軽減、満腹効果、アンチエイジングと、
体を温めること以外にもメリットがありますので、
1日に何度もある食事でよく噛む事を意識してみましょう。
<血液量を増やす方法は?>
男性に比べて女性の方が、末端冷え性の方が多いですが、
その改善策として前途に述べたように
血流を改善することも大切です。
その他、意外と見落としてしまいがちな事が
血液の量を増やすことです。
血液の量が少ないと何がいけないの?
血液の量が少ないと、全身に行き渡る血液量も少ないので、
なかなか末端まで血液がうまく循環されずに、
末端冷え性を引き起こす原因にもなります。
血液を増やす食べ物は?
血液を増やす食べ物では、タンパク質と鉄分が必要になります。
タンパク質は、お肉や魚、卵、大豆製品に含まれていて、
筋肉を作るにも欠かせない栄養素です。
筋肉がつくことでも、エネルギーを消費しますので、
体は温まりやすくなります。
鉄分には2種類あるってご存知ですか?
次に、鉄分には2種類あり、
ほうれん草や海藻に含まれる「非ヘム鉄」と
赤身のお肉やお魚に含まれる「ヘム鉄」になります。
ヘム鉄のほうが非ヘム鉄に比べて、体の吸収率はよいので、
血液の量を増やしたいときは、
積極的に食事に取り入れることもおすすめです。
<さいごに>
今回は、冷え性を食べ物や食べ方で改善する方法についてご紹介しました。
冷えは万病の元とも言われるぐらい、体に様々な影響を及ぼしますので、
できることから改善方法を実践して、冷えない体作りをして、
毎日を快適に過ごせる体を目指していきましょう。
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