親の悩みはコレで解決!反抗期を迎えた子供への叱り方伝授!

思春期を迎え、

反抗期に入った子供への接し方は難しく、

悩みも多い頃ですよね。

「勉強やったの?」

「〇〇しないとダメでしょ。」

「〇〇しなさい。」

つい言ってしまう何気ない言葉かけでも

「分かってるよ!」

と怒られてしまうことないですか。

それこそ、呼べばすぐ駆け寄ってきた

可愛い子供のころとは違う、

自分で考え判断できるようになった

成長の証なのです。

そう、あなたのお子様はまさに、

大人になってきているところなのです。

そうなると、

今まで通りの叱り方では逆効果。

下手するといつまでも自分のことは自分でできない

そんな大人になってしまいます。

そうならないためにも、

思春期を迎えた子供への叱り方をご紹介します。

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「分からせる」叱り方から「考えさせる」叱り方へ

小さい子供はまだまだ判断力が未熟です。

やってはいけない事、やると危険な事、善悪の判断

これをしっかり考えてから行動する

そんな簡単なことが出来ません。

なので、周りの大人が

「これはやっては行けないよ。」

「やめなさい。」

「〇〇しなさい。」

と教えてあげなければなりません。

そうしているうちに

段々に判断がつけるように

なっていくのです。

個人差はあると思いますが、

思春期を迎えるころにはかなり自分の意思や判断で

行動できるようになります。

そうは言ってもまだ成長過程

間違うこともしばしばあります。

そんな時には

やっぱり周りの大人が

躾てあげなければなりません。

しかし、自ら判断する力・考える力を付けさせてあげるためには

今まで通りの叱り方ではいけません。

 

「分からせる」から「考えさせる」とは?

「分からせる」叱り方から

「考えさせる」叱り方へ切り替えの時期です。

方法は簡単です。

「〇〇してはダメでしょ。」

から

「何で〇〇するの?」

と理由を聞きます。

その上で

「それはやっていい事なの?」と更に質問します。

大人としては大変じれったい状況ですが、

お子様の為にグッと我慢です。

穏やかじゃ済まされない状況もあるかもしれませんが、

まずは、子供の意見を聞いてあげてください。

それが正しいのか悪いのか考える時間を与えて下さい。

それが、考えさせる叱り方の第一歩です。

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<冷静に叱る。内容は一つに絞る>

私は出産前は中学校で教師をしていました。

もちろん日常的に生徒指導があるのですが、

生徒指導の際に気おつけていたポイント

いくつかあります。

感情的にならない

頭の中ではいつも冷静にしておきます。

感情的になると収まりが効かなくなるからです。

基本は相手の意見を聞き

自分の叱りたい内容へ導きます。

叱る内容は一つに絞る

ここで2つめのポイントです。

アレもこれもになると、叱る内容がまとまらなかったり、

子供が何で怒られたのかが分からなかったりします。

叱るにも計画性をもって一つずつが大切なのです。

<叱り方にメリハリを。メッセージを込める。>

どうしてあなたは叱りますか?

私は生徒達に

立派な大人に成長して欲しくて叱っていました。

なので、毎回怒る理由があります。

例えばお子様が勉強もしないで

ゲームばかりしていたとします。

叱る内容と理由を1つ決めましょう。

今回は怒る内容は宿題が終わっていない。

怒る理由は

「やるべき事をやらない人になってほしくない」

に絞ります。

「やらなきゃならない事はないの?」

「やらないとどうなっちゃうの?」

「何でやらないの?」

全て相手に質問します。

ここでポイントは

最初は怒り口調にならないこと。

反抗期の頃だと、

最初から怒り口調だと反発してくることがあります。

ここで、反省してくれれば良いですが、

そうもいかない時もあります。

場合によっては

あえて強い口調で質問する時もあります。

私の経験ではだいたい

「何でやらないの?」

でだんまりする子が多いので

大きな声を出す方法を取ることがあります。

しかし、これは演技の一つです。

本気だと言うところをみせるのです。

ただし、ずっとはダメですよ。

適切なタイミングで使います。

そして、ここが重要です。

怒ったあとには染みる指導です。

学校では複数で指導する時もあります。

激怒する先生の後に、別の先生が

「どうして怒ってるか分かるか?

先生達はお前に

やるべき事をやらない人になって欲しくないんだ。」

と諭す連携プレーをとるのです。

これは、複数のときは役割を分けてやりますが、

一人の時は自分で2役やります。

思春期の子は怒られても

不貞腐れてしまう時があるので

場合によって、メリハリをつける

といい時があります。

※しかし、暴力や暴言は逆効果です。

何が悪かったかは本人に言わせる

相手の意見を聞き

自分が怒っている理由を伝える

このステップが踏めたら最後は

本人の口から何がいけなかったか言わせます。

私の場合は「ごめんなさい。」

と言われたら、

「何がいけなかったの?」

と聞き返します。

そこを確認することで

本人の反省の意思を確認します。

たまに、全然違う答えが帰ってくる時もあるので

その時は分かっていないということで

冷静に伝え直してあげてください。

私の生徒達はこの後、

ちゃんと考えながら行動するように変わりました。

ちゃんと出来た時、その時はしっかり褒めます。

フィードバックまでしっかりやってあげて下さい。

ちゃんと見てるのよっていうことが伝わります。

<まとめ>

親の目からすればいつまで経っても子は子です。

しかし確実に成長しています。

誰も、自分の子供には

しっかりした立派な大人になって欲しい

という願いは同じですよね?

そう思っているなら、

叱り方を変えてみてください。

ポイントは、

意見を聞く

・叱る内容と理由は1つ

・メリハリのある叱り方

・本人に何が悪かったか言わせる

・フィードバック 

きっと自分で考えて行動ができる 素晴らしい人になります。

たまには悩みを子供に相談するのも良いかも知れません。

愛情をもって、それを伝えながら頑張っていきましょう!

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