念願の思いで自分の子供を産んで、嬉しい反面、
自分の産後の体型に悩んでいる方も
いるのではないでしょうか?
産後の体型で変化が合った方、なかった方は、
だいたい半数ずつぐらいにわかれます。
体型の変化があった方で多い意見は、
・腰やお腹周りの脂肪が落ちなくなったこと
・皮膚がたるむようになった
・妊娠前より太りやすくなってしまった
という声をよく聞きます。
自分の体型の変化が大きい分、
ショックも大きくなりますよね。
お金をかけて、
ジムやエステに行ければ
体型を戻せるかもしれないけど、
そんな時間とお金はないという方に、
家でも簡単にできる食事で産後太りを解消する方法を
ご紹介していきます。
目次
産後太りを解消する食べ方とは?
産後太りを食事で解消する方法には、
「食べ方」と「食べ物」
それぞれが関係してきます。
まずは、「食べ方」についてご紹介していきます。
よく産後には、自分と子供の分二人分のエネルギーを
摂らなければいけないという事で、
たくさん食べるように言われてきました。
ですが、たくさん食べることで、
下記のような状態になる方もいます。
・便秘になる
・体が疲れやすくなる
・むくみやすくなる
食べる回数をこまめにわける
どうしても食べる時間が
不規則になるお母さんは、
食べられるときに
1度にたくさん食べてしまう方もいますが、
内臓への負担にもなりますので、
なるべく産後の最初のほうは、
食事の回数を1日に3回ではなく、
1回の食事の量を少なくして、
4〜5回にわけることもおすすめです。
余裕があるときは、よく噛む
産後のダイエットをより効果的にしたい方は、
食事の際によく噛むことを心がけて下さい。
よく噛むことで、
満腹中枢が刺激されて、
少量の食事でもお腹いっぱいに
感じやすくなります。
なかなか噛んでゆっくり食事をすることが難しければ、
毎食噛むことを意識しなくても大丈夫です。
お子さんが寝ている間の食事など、
自分の時間に余裕があるときだけでも
試してみてください。
産後ダイエットにおすすめの食べ物とは
産後は母乳で子育てする方は、
お腹がよく空くようになります。
母乳の成分は血液で、
タンパク質やビタミン、ミネラルなどで
構成されています。
母乳の味や量は、
お母さんの食事によるので、
どんなものを食べるか慎重になる方も多いと思います。
「よい母乳を作る食べ物」は、
「お母さんにとっても体によい食べ物」になりますので、
母乳の質にこだわる食事を心がけるだけでも、
体を健康にすることになり、
ダイエットにつながります。
おすすめの食べ物としては、
よい母乳を作るために下記がポイントになります。
・血液を作りだすもの
・血液の質をよくするもの
・体を温めて、血行を促すもの
一つ一つ詳しく見ていきます。
血液を作りだすもの
血液は、タンパク質からできていますので、
良質なタンパク質を摂る事が大切になります。
良質なタンパク質とは、
卵、お魚、お肉、大豆製品を偏りなく、
なるべく日々いろいろなタンパク質を摂る事が大切で、
より質のよい血液を作ることができます。
血液の質をよくするもの
血液は、
脂質の高いものや
糖質の高いものばかり食べていると、
ドロドロになりやすくなります。
できるだけ、
サラサラに流れる血液のほうが質が良いとされるので、
油をたっぷり使った揚げ物や
作られてから時間が経過しているお惣菜、
砂糖たっぷりの甘いものは
控えるほうがおすすめです。
妊娠中もこのようなものを我慢して、
出産してから食べたいと思っていた方もいると思います。
油たっぷり、糖質たっぷりは美味しいものが多いので、
それが好きな方は無理に我慢はしなくていいので、
食べるならたまにご褒美として楽しんでください。
もし食べるなら、良いオイルで揚げ物を作ったり、
白砂糖ではなくて、甘酒やメープルシロップなど、
血糖値を上げづらい甘みを使ったお菓子を食べること
もおすすめです。
ダイエットは、我慢ではなく「質を変える」ほうが、
リバウンドすることを防げます。
体を温めて、血行を促すもの
お母さんの血行が良い方が良い母乳を出す事ができます。
また、血行が良いことでお母さん自身の
代謝機能もあがり、ダイエットにもより効果的になります。
血行がよくなる栄養素で特におすすめが、
「ビタミンE」です。
ビタミンEは、血管を広げて血液循環がしやすくなります。
ビタミンEを含んでいるものは、
かぼちゃ、アーモンド、アボカド、ごま、魚介類などです。
まとめ
産後ダイエットについて、
食べ方とよい母乳を作ることを
関連させた食べ物をご紹介しました。
ダイエットは、体重の数値を落とすことに注目されがちですが、
本来は「健康な体に戻すこと」を言います。
母子ともに健康な体になるためには
食事は大切になりますので、
無理のない程度に食事から
ダイエットを目指してみましょう。