胡椒大好き!超美味しい料理やドリンク、胡椒の種類や効能をご紹介!

胡椒は、塩コショウや

ハーブコショウなどが

料理に便利なので、

胡椒だけで使う事が

あまりありませんでした。

私の中では日ごろ

存在感のないスパイスでした。

しかし、

胡椒の歴史や収穫の事を知ると、

胡椒も大事に活かさなくてはと思います。

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胡椒の歴史:唐辛子より古い歴史を持つ胡椒

胡椒の原産地はインドです。

紀元前2500~3000年頃から

既に利用されており、

その後ヨーロッパに渡り、

スパイスとしてだけでなく、

食材の保存料や生薬としても使われ、

更に中世になると

肉の保存料として

使われるようになりました。

スパイスとして使われるようになったのは

後になってからです。

胡椒は歴史の争いごとに

巻き込まれ、取引に使われ、

大変高価なものとなっていったのです。

しかしそのうち、

他の国でも栽培する人たちが現れ、

胡椒の価格は下がって行きました。

日本にやってきたのは

飛鳥か奈良時代です。

当時は生薬として

平安時代からは

調味料として使われるようになりました。

胡椒は唐辛子より

ずっと古い歴史をもっているのですね。

江戸時代からは

うどんの薬味として

使われるようになりましたが、

七味唐辛子も江戸初期に流行りました。

うどんに七味唐辛子を入れずに、

胡椒を入れる人は

今の時代にもいます。

私も食べたことがありますが、

薄味のうどんに

ねぎと胡椒を振り入れると美味です。

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胡椒の木

胡椒の木ってあるのか・・。

胡椒の原型がわからないままでした。

粒を見た時、実か?と思いましたが、

どんなものにどうなっているのか

見当もつきません。

あとでインターネットで

「胡椒の木」の挿し木が

売られていることを

初めて知りました。

胡椒の挿し木1年目だったら、

3年目から、収穫を期待できます。

つる性ではなく

観賞用の立木性もあるそうです

胡椒はつる性植物

インド原産というくらいだから、

熱帯性の植物です。

胡椒はコショウ科のつる性植物で、

その実を原料としています。

種から発芽は困難なので、

挿し木で増やします。

つる性なので

つるの茎は支柱か木に

巻きつけて育てます。

3年目から花房をつけ始め、

7~8年が最盛期で、

ひと房に50~60粒採れ、

その後20年くらい収穫できる

というものです。

こんなに手塩にかけて育てるのに

今はいにしえの胡椒ほど

高値ではなくなりました。

胡椒の種類

◆黒胡椒

まだ緑の実を皮ごと天日で干したもの。

辛みや香りが強いので肉料理、

特に牛肉に合います。

ホールのものは

胡椒の香りや風味を出すために、

少し傷をつけたり、

ラップに包んで

上からたたいて使います。

◆白胡椒

赤くなった実を水に浸し

皮をむいて乾燥させたもの。

辛みが黒胡椒より弱く

魚料理に合います。

生薬としても使われており、

筋肉の凝りをほぐし、

胃を温めてくれます。

◆青胡椒

熟してない実を乾燥させるか、

塩漬けにしたもの。

弱い辛みと香りがあり、

タイ料理やカンボジア料理などで

使われているそうですが、

スパイスよりも食材として使われるようです。

◆赤胡椒

赤く熟したものを収穫して、

皮をむかずに

塩漬けにして乾燥させたもの。

辛みはほとんどなく、

フルーティーです。

料理の他、お茶、スイーツのデコレーション

ビールの香り付けなどになっています。

別名ピンクペッパーですが、

直訳するとレッドペッパーです。

でも通常レッドペッパーは唐辛子です。

胡椒のピンクペッパーは鮮やかな赤ではなく

くすんだ色をしています。

胡椒の代表的な成分

◆ピぺリン

体に良い胡椒の効能成分で

代表的なのが

ピリッとした辛み成分のピぺリンです。

食欲を増進させたり、

便秘や下痢などの

胃腸の働きを助けてくれます。

血行促進作用、抗酸化作用もあるそうです。

スパイスをブレンドしておいて、

意識的に摂ろうと思えば

和食にも取り入れられます。

胡椒のピぺリンは

大量摂取さえしなければ

作用も穏やかなのだそうです。

胡椒料理を色々ご紹介

◆飲み物に組み合わせる

胡椒入りの飲み物ですが、

黒胡椒をひくか粒を割る、

または潰すかして使います。

黒胡椒

牛乳か生クリーム

はちみつか黒砂糖か黒蜜、

これに紅茶、ほうじ茶、コーヒー、ココアの

いずれかの組み合わせを楽しんでみて下さい。

ピンクペッパーもフルーティなので、

飲み物には合います。

他に胡椒と相性がいいのは

シナモン、ジンジャー、ナツメグ、

飲み物に合うスパイスは

いろいろあります。

乾燥したかんきつ類の皮も

紅茶と胡椒に合います。

ティーポットに入れて

かんきつ類の香りを楽しみましょう。

自分でいろいろ組み合わせて見ましょう。

ブレンドは楽しいです。

◆スパイスドリンク

これらのスパイスを

ブレンドした飲み物は

おいしいスパイスティーになります。

*ココアにシナモンと黒胡椒

*豆乳に、はちみつか黒糖、それに黒胡椒

*スパイスティはミルクティに

黒胡椒、シナモン、生クリームも少し入れる。

(生クリームはお好みで)

リッチなティータイムになります。

*豆乳スープに黒胡椒と固形スープ

どんなスープにも合いますが、

豆乳にもよく合います。

◆ハーブ胡椒
ハーブに胡椒をブレンドしておきます。

それか市販の『ハーブ胡椒』を買っておきます。

手間暇かけず夕飯を作りたい場合、

役に立ってくれます。

鶏肉、牛肉、豚肉、魚、

どれにしても

ハーブ胡椒を振って、

オーブンで焼くだけで

デラックスな主菜になりますし、

お客さまにも早く出せます。

最後にイタリアンパセリなどを飾ります。

私はハーブ胡椒とにんにく、

またはショウガを入れたスープを

この冬は度々いただきました。

体も温まり飽きない逸品です。

◆ゆず胡椒

生の瓶詰めゆず胡椒をいただいたので、

湯豆腐や冷奴などに

使いましたが

飽きてそのままになっています。

もったいないので

他の料理にも使ってみます。

ゆず胡椒は野菜を茹でたり

炒めたりして

ひと塗りするだけで

風味が出ますが、

根菜類にも合います。

例えば里芋、じゃがいも、

人参、レンコンなどを茹でて、

温野菜として食べる時、

ゆず胡椒をあえると

手間のかからない

副菜の一品になります。

茹でた鶏肉などを入れてもおいしいです。

シークワ―サー胡椒も

ゆず胡椒と

同じかんきつ類とのブレンドなので、

ゆず胡椒と同じ使用でもよいかと思います。

◆塩胡椒

そんなこんなを考えると、

全ての料理に黒胡椒と塩だけ、

あるいは白胡椒と塩だけ振って食べても

美味しい気がします。

塩と胡椒は味の相性も良いのですが、

胡椒の成分のカリウムが

余分な塩分を

体の外に出すお手伝いを

してくれるのだそうです。

塩だけ摂るのではなく、

胡椒も一緒に摂りましょう。

うどんの薄味に胡椒を振るのはお勧めです。

◆胡椒を使うときの注意点

胡椒は粉末なので、胡椒に限らず、

スパイスを使うときは

スプーンにすくってから入れます。

容器から直接鍋などに振り入れると

容器の口が湿ってしまうためです。

まとめ

思いがけず、

胡椒の歴史や栽培法を学びました。

ずっと昔、人間の争いごとに巻き込まれ、

生薬として広められ、

どうやって

肉の保存料として見つけられたのか、

その中でも1番歴史の浅い

スパイスとしての使用ですが、

スパイスとして使われるようになった

きっかけはなんだったのだろうか、

先人の知恵に思いを馳せます。

効能がわかると、

効率のよい胡椒の使い方がわかってきます。

今回はスパイスとしての胡椒を見直す

いい機会になりました。

飲み物や和食に取り入れて

スパイスとしての胡椒を

楽しむ機会を増やしてみようと思います。

前の記事>>ルバーブの味は!?とにかく美味しく食べるコツをご紹介!!

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