山椒の葉や実はとても香りがよく
色々な料理にも使えますし
私は山椒がとにかく大好きなんです♪
家にある山椒は
春に芽が出たと思ったら、
あっという間に大きくなり、
そのうち葉が生い茂り
枝の剪定をしなくてはならなくなります。
枝の剪定と言っても
葉が密集していて、とげがあるので、
ちょっと大変です。
そのうち庭のあちこちに飛んでいき、
草刈りの時、好き勝手な場所で
芽が出てるのを見かけます。
みんな日陰の暗いところが
好きみたいです。
目次
山椒の葉簡単香りの活かし方
山椒の葉も
まず新芽を使うということに
迷いはありませんが
摘み採りすぎないようにします。
パンと手のひらでたたくと
香りが増します。
こうすると
葉っぱの香りのオイルが
放出されるのですが、
料理に使うときは手をこんもりさせて
直接葉っぱは潰さないようにします。
これだけでも十分香りが出ます。
葉っぱを潰すと、余計な成分も
出てくるのだそうです。
山椒の葉・山椒の実・山椒の樹皮レシピ
◆定番の薬味
柔らかい新芽を
お豆腐、そうめん、
定番の薬味に使います。
◆山椒味噌
山椒味噌をつくっておき、
肉や、魚に塗り込んで
焼いてもおいしいです。
◆ハーブティー
とげがあるのですが、
葉っぱは干しておくと、
苦い薬草に混ぜて
おいしいハーブティーにもなります。
◆山椒塩
私は干した葉っぱと塩を
ミキサーで粉にし、
天ぷらに振って
抹茶塩のように使います。
これをスパイスにもします。
山椒の実の使い方
本当の粉山椒は
山椒の雌株に成った実を使うのです。
干して実が割れたら
種を取り除き
ミルサーでお好みの粗さにします。
うちには雄しかないので
葉っぱで代用します。
やはり、粉山椒の香りとは違います。
◆山椒の花
雄株に黄色の花が咲きます。
そのあと実がなりませんが
花は酢の物にも出来ます。
◆山椒の樹皮
若枝の外皮の内側には
佃煮にできる部分があります。
佃煮はとても美味しいですよ^^
山椒はハーブや、
スパイスとして大活躍してますね。
山椒の種類
山椒にはいろいろ種類があります。
うちの山椒の木ですが、
一度も実が成るのを
見たことがないので、
なぜかと思ったら、
雄株と雌株の両方を
植えないと実が成らないそうです。
あちこちに出てくるのは
雄株が雌株を求めて子孫を
増やしているからなのでしょうか・・?
野生の雑草のようですよ。
全く世話をしないのに
春になるときっちり生えてきます。
山椒の栽培は
病気や害虫も発生し、
管理が難しいというのですが、
わたしは困っていません。
雄雌両方揃うと難しくなるのでしょうか。
朝倉山椒という種類は
とげのない品種で、
雌雄株に分かれておらず
1本で実をつけることが
できるのだそうですが
とげもなく1本というのは
魅力的だと思います。
今度そういうのが
園芸店に売ってるのか見てみます。
みんな同じと思い、
園芸店に売っていても
見向きもしませんでした。
山椒のレシピ
山椒を麻婆豆腐に使おうと思ったら
夫が「麻婆豆腐は違う種類の使うんだってよ」
と言うのです。
なるほど
中華料理には花椒、
日本料理には山椒を
使うのだそうです。
もちろん中華にも
山椒をつかえなくはないですが、
風味が少し違うかもしれません。
和食に合うとしたら、
イワシやサバなど青魚に使うと
臭みも消えます。
作り置きの山椒味噌を使ってもいいし、
醤油やみりんで煮つけて
みじん切りにした山椒を
からめるとかでもおいしいです。
春、パセリの代わりに
山椒をみじん切りにして
使ってもいいですよ。
ポテトサラダとかに。
山椒の効能香り
◆脳を活性化する
山椒の強い香りや
ピリッとした舌の
しびれ感が脳に伝わると、
中枢神経を刺激し、
脳を活性化するのに
ひと役かうようです。
◆臭い消しと毒消
山椒の香りは強く、
臭い消しの働きがあります。
うなぎと山椒は
セットで売ってますよね。
山椒がうなぎの生臭さを消したり、
毒消しの働きもしているということです。
また夏バテの時期には、
山椒の香りで食欲をそそられ、
食欲増進し、食中毒菌の繁殖を防ぐ
効能もあるので、
お弁当に入れるとよいですよ。
見た目にも美しいですよね。
梅干しみたいな効能ですね。
山椒の効能:体の外から成分をもらう
入浴するとき、
山椒をお茶パックなどに入れ、
お風呂に入れると、
神経痛に効くのだそうです。
山椒の葉の保存法
◆干す、またはレンジで乾かす
私は枝ごと干して
飲みにくいハーブティに
ミックスしていたのですが、
そのまま干してカラカラになり、
小さくなってもお湯に戻すと、
収穫する前の葉っぱの形に戻るので、
見た目には全く困りません。
◆冷凍保存
しかし
他にもいい保存法があります。
いかにしたら
たくさん保存できるのか、
とげがあるので干して
枝から葉っぱだけ
ハサミで取り除くのも
ちょっと面倒だと思っていたのですが、
こちらの方は
手間がそうかからないかもしれません。
ざっと茹でますが、
それを小分けにして
ラップに包み
冷凍保存しておくというものです。
小分けがキーワードです。
これは一気に作業をしなくてよくて
収穫に合わせて
保存ができるので楽ですね。
更に冷凍しても香りが消えません。
一気にやると、葉っぱが小さく、
整えるのも大変なので、
少しずつ処理すればいいのですものね。
ひとつ気をつけることは
葉っぱの色が変わらないように
数秒、湯がいて冷水に入れる
というところです。
葉っぱが柔らかくなりすぎると
色もきれいじゃなくなります。
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まとめ
私は山椒が好きなので、
毎年山椒を
たくさん体に摂りこんでいますが、
やはり香りが強い、
刺激が強いものの
過剰摂取はよくないそうです。
副作用が出る場合があるので。
山椒の木を調べていると
知らないことも沢山ありました。
まず、雌雄株がないと
実が成らない木は
たくさんあります。
うちにある山椒の花を実だと
思っておりましたし…
常識的な効能も
深く考えたこともなかったし、
なんでうなぎに山椒なの?と
深く考える事もしませんでしたが
やっぱり山椒は便利ですし
香りもいい、体にもいいし
これからも沢山使っていきます^^
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