間食について良い印象を持っている人は
意外と少ないのが現状ですが、
みなさんは間食についてどう思っていますか?
また、実際に間食はしていますか?
一般的な意見としては、
3食普通に食べてなお食べる、
という点について、
カロリーが追加される=1日の総摂取カロリーが増える、
という風に考えられているからではないかと思います。
確かにこれはあると思います。
ですが、ダイエットの時の間食は、
それとは大きく異なります。
異なるというのは、
うまく取り入れましょうということですので、
単純にカロリーを乗っけましょう!
という話ではないということです。
では、どのようにうまく取り入れるのか、ご紹介していきましょう。
ダイエット中お菓子食べていい!?間食が味方!?
ダイエットで一番避けたいのが、
ストレスが溜まって暴飲暴食になり、
リバウンドすることだと思います。
そうならないための手段の一つとして、
血糖値コントロールをうまくするということです。
血糖値の上下振れ幅が大きいほど、
人の身体には負担がかかります。
これはダイエット中ではない
人にも言えることです。
血糖値が高くなると、
身体はそれを下げようという
働きが自然に起きます。
これが要するに、インシュリンの分泌効力です。
より高く、早く血糖値が上がれば、
その分身体は多く、早くインシュリンを
分泌しようとがんばります。
その結果、インシュリンを分泌しすぎて、
低血糖の状態になります。
そうすると手足の震えが起き始め、
糖質を摂取しなきゃという
身体の反応が自然と出てきます。
この繰り返しで高血糖値が
常態化された人は糖尿病になり、
そしてこの働きがぶっ壊れると、
一生人工透析をしなければならない身体になります。
ということなので、
間食をプラスオンする(うまく取り入れる)
ということは、
イコール3食からその間食分の
エネルギー(主に炭水化物)を減らし、
分散するということです。
例えば分かりやすくカロリーで説明すると、
≪間食なし≫
朝:400kcal
昼:700kcal
夜:600kcal
↓ ↓ ↓
≪間食あり≫
朝:400kcal
10時:100kcal
昼:600kcal
15時:100kcal
夜:500kcal
ずっと食べてるな、と感じられそうですが、
要するに血糖値が急に高く
上がることを防ぎたいので、
それについては効果があると言えるのです。
ダイエット中お菓子食べていい!?間食に食べるものが重要
とは言え、間食ですので本当に
一口二口のものです。
ここで菓子パンを食べたりしたら
努力が水の泡になりますので、
以前ご紹介した『低GI値食品』がおすすめです。
例えば、カカオ70%以上のチョコレートは
抗酸化作用がありますので、
食べた方が良いとされています。
また、ナッツ類も塩分の含まれていない
素焼きのものでしたらミネラルや脂質が
多く含まれていますので、便秘解消効果があります。
ここで私は大好きなバナナを
押したいのですが、
非常に糖質が高いのであまり
おすすめはできませんが、
コーヒーと一緒に1本食べるぐらいなら
OKだと思います。
さらに、塩分の含まれていない
もしくはかなり少ないものでしたら
スープもおすすめです。
特にショウガの効いたものや
トマトスープは身体を温める
効果がありますので、
冬にはおすすめです。
しかし、間食の代わりだからと
甘いコーヒーや、甘い飲み物を
飲むのはやめましょう。
咀嚼を伴わない糖質摂取が
一番ダイエットの敵です!
なぜなら、血糖値が一番上がりやすいからです。
咀嚼をすることでまだ急激な上昇を
抑えられていると思ってください。
まとめ
いかがでしたか?
突然食事を減らすのは難しいですが、
3食のうちで少しずつ減らした代わりに、
中間食として食べることができれば、
まだ長時間我慢するということが
減るように思います。
また、『我慢』ということについてですが、
血糖値が上がりさえしなければ
そもそも『我慢』はしなくてもよくなるものです。
人はなぜお腹が減るのか、
消化したからお腹が減るのではありません。
血糖値が下がるからエネルギーを
欲するようになるのであって、
お腹が減ったというのは
胃からの指令ではなく、脳からの指令です。
血糖値によってそれが
狂わされているだけなのです。
さぁ、自分の身体で試してみましょう。
私がダイエットをしたいことがないというのも、
こういう正しい身体の働きを理解し、
うまくやっているだけなのです。
そしてたまには(月2回ぐらい?)
食べたいものを
食べたいときに
食べたいだけ食べましょう!
ストレスを溜めてはいけません♪
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